ゴミ捨ての悩み part 2

引き続き、ゴミ捨ての悩みを聞く。

数日後に〆切を控えた仕事があって、1分1秒が惜しいくらいの気持ちだったのに、そういう時に限って愚痴の聞き役を務めることになるは、どういう巡り合わせだろう。そいういうどうでもいいことはおいといて・・・。

やはりKさんは、新人さんのマイペースなゴミ捨てぶりが我慢できないようだ。今日も新人さんに対する愚痴は、流し台の掃除から雑巾がけおよびその洗い方にまで及んだ。

同じ職場の人たちは、「いずれ気が付くようになるだろうから、放っておけ」という意見らしい。そこで私もすかさず、

「そうそう、それにいつかはそういう新人さんのことを受け入れられるようになりますよ」

と言ったら、

「ううん、ダメだと思う。私、そういうことが、できないの。自分でもいけないってわかってるんだけど、その点だけはゆずれないの」

と、断言する。

そう、安易な気休めはKさんには無意味なのだ。

それにしても、きれい好きなKさんと一緒に仕事をしていて、まったく影響を受けない新人さんはたいしたもんだと思う。それとも、完璧なKさんを相手に気持ちが引いてしまっているのだろうか。新人さんには新人さんの言い分があるだろう。聞いてみたいような気もする。が、当分はKさんの愚痴につき合って、彼女のストレス解消に役立てればと思う。