2003-02-26から1日間の記事一覧

レイアウトのテストにて・・・

宮崎荘平 『紫式部日記』 講談社学術文庫 上巻 ISBN:4061595539 『源氏物語』の作者、紫式部の綴った宮仕え日記は、平安朝宮廷社会を克明に描写した貴重な風俗資料である。安産を願う加持祈祷、若宮誕生、初孫に目を細める道長。そして、御湯殿の儀式、豪奢…

22.「九日の夜は、春宮の権の大夫」

9日目の御産養は、道長の長男、頼通の主催。お祝いの行事は続く。この時、頼通は17歳。お祝いの品々や作法には、気合いが入っていて、とてもモダンなものだったらしい。若者の感覚で精一杯がんばったのね。お父ちゃんは「ここはバッチリ決めろよ!」と息子に…

21.「七日の夜は、おほやけの御産養」

赤ちゃんが誕生して7日目の夜は、朝廷主催の御産養。原文に、「今宵の儀式は、ことにまさりて、おどろおどろしくののしる」、とあるので、なんだかひど不気味なイメージをもったのだけれど、格段に大がかりで、大げさなほどにさわぎたてている、という意味な…

『紫式部日記』読み、継続中。

『紫式部日記』は、中宮彰子が若宮を生み、お祝いの行事が続いているところ。本日は、7日目と9日目の産養。

気楽に古典を・・・

サイト名、変更。本家のサブタイトルをここのタイトルとしました。

はてなダイアリーキーワード

はてなダイアリーキーワード、「紫式部」と「清少納言」に少し手を入れた。作業に責任を感じる。でも、作業できる幸せ。カテゴリーは、 「人間」−「古典作家」−「紫式部」 「人間」−「古典作家」−「清少納言」 うん、たしかに、紫式部も清少納言も人間だ!す…