台北へ行って来た。

[ン水]館のマンゴーかき氷

台風5号、アジア名「Hitang(ハイタン)」とともに、台湾の台北へ行って来た。滞在中はずっと雨、しかも到着翌日は暴風雨に見舞われたけれど、それなりに楽しく美味しく毎日を過ごした。台風には慣れている様子の台湾だったけれど、これほど強力なのは数年ぶりとのことで、被害も甚大だったらしいことを思うと心が痛む。

台北の人々は皆親切で暖かかった。接する機会のあったお年寄りは皆日本語を流暢に話し、あるいは、ホテルや商店の人たちは観光客と接することに慣れていて、言葉ではまったく困らなかった。また街角の表示は繁体字で、何が書いてあるのかたいていは理解できた。これは上海で簡体字を解読するのにたびたび首をかしげてたことと比べると、本当に楽だった。とはいえ、台北駅月台(プラットホーム)のベンチで電車を待っている時、顔面蒼白の若い女性を見かけたのだけれど、席を譲る時に「請座(どうぞお座りください)!」のヒトコトが出なかったのは一生の不覚であった。せっかく習った言葉だったのに! 漢字二文字の簡単な言葉なのに!

街の風景は、異国であるはずなのにどこか懐かしい感じがした。街を歩いていて、言語圏の異なる日本の地方都市に来てるような気持ちになったのは私だけであろうか? あまり「海外旅行」という雰囲気はしなかったけれど、にかく台北は食べ物が安くて美味しいたいへん魅力的な街であった。やっぱり結論はそこに落ち着きますか・・・という感じですが。

画像はマンゴーかき氷。娘はこれを食べるのを一番楽しみにしていたのだけれど、果たして評判通りの美味しさであった。滞在中にマンゴーかき氷を3回食べたのだけれど、ここのが一番美味しかった。