「厚顔無恥」とはこの人のための言葉のようなもの

とある学会の手伝いで丸一日出ずっぱり。職場の教室が当番で、その小さな学会を主催したのだ。会のほうは大きな混乱もなく、盛会のうちに終了したのだけれど、そのあとの打ち上げ会で不愉快な出来事が多々ありとてもいやな気持ちになった。

いろいろあった不愉快のうちいちばん腹が立ったのは、運営の仕事も手伝いもしていないOドクターが、誘われてもいないのに打ち上げ会場に現れ、さんざん飲み食いしていったことだ。

事は、そのOドクターが、学会終了後に打ち上げ会があるらしい、ということをかぎつけたところから始まる。当の本人は会の運営には一切関わっていなかったので、参加メンバーにはふくまれていなかったのだけれど、どうしても打ち上げ会には参加したかったらしい。その意向は間接的に伝わってきてはいたけど、「呼んでへんよ」と無下に拒絶することもできず、「来る来ないは本人の良識に任せましょう」というボスの意見に従うことにしたのだ。

そしたら………。

やっぱり、というか、まさか、というか、会場に現れたんである。「ほんまに来おった」と会場が一瞬凍り付きましたね。そして白ける空気のなか、動じることなく平気な顔で飲み食いするOドクター。その様子を見ていたら、いいようもなく不愉快になってしまったのだ。この学会のために程度の差こそあれ時間を割き準備をし、あるいは骨身惜しまず協力してきた人たちのための打ち上げ会だというのに、どうしてそんな厚かましいことができるのだろう。無神経だからこそ、会の趣旨も理解できず、場の空気も読めないんだろうな。

とにかく私はこの手のタイプの無神経人間が大嫌い。私には人様をこんなふうに批判する資格なんてないけれど、嫌いなものは嫌い。学会が無事終了して皆でお疲れさま!と言い合って、心地よい疲れに身を任せつつ帰宅できるはずだったのに、それを台無しにされて無性にむかむかしてならない。この気持ち、一体どうしてくれようか。ここまで読んでくださったみなさま。過激な内容、お許しください。tsunはそのくらい腹が立っているのです。