Book Batonがまわってきたよ。

野鳥の師でもあり、写真の美しさすばらしさに惹かれて日参している「撮鳥見鳥とりどりみどり」のid:TpongさんからBook Batonを受け取りました。野鳥や音楽であんなに迷うのだもの、本だったらどうなることかしら、と思いつつ、質問をながめていたら、意外にさくっと決まりました。実をいうと、読書のほうは、現在大スランプちゅう、人生よんじゅううん年でこれほど本を読んでいない時期は初めてかもしれません。単身赴任中の夫からにさえ、最近本を読んでいる姿を見ないけれど…と指摘される始末なのであります。あーこんなんじゃあだめ人間になる、と焦った時期もあるけれど、きっとそのうち読みたくなる気持ちが戻って来るよなとのんきに構えてます。

  • 持っている本の冊数

概算で1,000冊前後。

  • 今読みかけの本 or 読もうと思っている本

初心者向け。テレビで習ったフレーズの復習になり、かつ、小ネタも盛りだくさんで面白いです。

  • 最後に買った本(既読、未読問わず)

ダーリンの頭ン中 英語と語学

ダーリンの頭ン中 英語と語学

NHKの『英語でしゃべらナイト』にダーリンことトニー・ラズローさんが出演しているのを見て。学ぶ言葉の違いはあれど、語学の勉強ということでは参考になる点が多々あり。面白かったです。

  • 特別な思い入れのある本、心に残っている本5冊(まで)

プールサイド小景・静物 (新潮文庫)

プールサイド小景・静物 (新潮文庫)

高校の教科書だったかな、で読んで、それ以降、たいていの作品を読んでいます。最近の滋味あふれる随筆を読むたび、こんなおじいちゃまがほしかったな、と思ってしまいます。

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寺田寅彦随筆集 (第1巻) (岩波文庫)

寺田寅彦随筆集 (第1巻) (岩波文庫)

他の巻は持っていません。この巻を何度も繰り返し読んでます。特に『ねずみと猫』が好き。

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枕草子(上) (講談社学術文庫)

枕草子(上) (講談社学術文庫)

平安古典から一冊。『源氏物語』とちょっと迷いましたが。『枕草子』の行間にかくされた悲しみと、現代においてなおも輝きを失わないみずみずしさがやっぱり好き。

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富士日記〈上〉 (中公文庫)

富士日記〈上〉 (中公文庫)

1日中ごろごろと本を読んでいなさいと命令されたら(ありえないけど)、迷わずこの上中下を選びます。もう何度繰り返して読んだかしらん。そのたびに同じところで涙をこぼしてしまう。なのに元気になるんだな、不思議に。

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赤毛のアン (新潮文庫)

赤毛のアン (新潮文庫)

手元にあるのは、昭和50年の47刷で280円。中学生の頃に買ったもので、背も中身も茶色に変色しボロボロです。赤毛のアンと言えばなんと言っても村岡花子訳。これはもう遺伝子に組み込まれてしまったと言っても過言ではないでしょう。わたくしもヒトの親となり、いつしかアンよりもマリラの立場に立って読むようになりました。

  • 次にまわす人5人まで

○○バトンで一番難しいのがこの質問かもです。自分で答えるのは楽しいんですけどねー。バトンを渡したいあのかたこのかたの顔を思い浮かべつつ、今日はここまでにしておきます。