リッツのフレンチ
ザ・リッツ・カールトンでの結婚式に出席。料理はあっさりとした味付けで、素材の味を生かしてる感じ。日本料理みたいなフレンチだった。美味しかった。ただ牛フィレ肉のソテーがほとんど生に近く、かんでもかんでも飲み込みにくくて困った。左隣の人もかなりレアそうだったけど、右隣の人のはレアとミディアムの中間くらいのちょうどよい焼き加減だった。皿によってこんなばらつきがあってもいいのか。かなり盛大なお式で、150人以上の出席者の料理をいっぺんに作るのだからたいへんなんだろうけど。こんな生みたいなの食べて大丈夫かなあ、もう少し火を入れて欲しかったなーと思いつつ食す。あれから６時間以上経ってもなんともないから、たぶん大丈夫だったんだろう。
一番美味しかったのはデザートで、
- オレンジソース入りホワイトムース レッドベリーコンポート添え
というの。ホワイトムースとオレンジとベリー類の味のバランスがとてもよかった。ホワイトムースが甘すぎたら、オレンジとベリーの酸味が台無しになるところを、ギリギリのところまで甘みを落として、かといって、味気ないってこともないほどの甘さ。デザート重視派の私としては大いに満足でございました。
ワインは白はフルーティで、辛口のちょっと手前、赤は渋みの強い夫が好きなタイプの味だった。肉料理にはこのくらいのが合うのはわかるのだけれど、私はするするとは飲めなくて残念だった。
