仕事帰りのコンビニにて

明日の朝食用のパンが切れていたので、仕事帰りにコンビニに寄る。

コンビニは主婦にとっても便利な店である。今日のように、パンだけ、とか、牛乳が切れてる、なんて時は、わざわざスーパーに寄らなくてもコンビニで用が足りる。帰り道に何店舗かあるので、うっかりして通り越しても、次の店に行けばよい。しかもどのコンビニも駐車場完備だ。ぱっと車を停めて、ちょっと買って、さっと帰る。そういうスピーディーなところがとても便利だ。

仕事帰りのコンビニは、いろんなお客さんでにぎわっている。中高生は、店舗のなかでも外でもたむろっている。たいてい数人のグループで、その傍若無人さに眉をひそめることもあるけれど、青春してるなーと、その無邪気さをうらやましく思う。もちろん彼・彼女らにも悩みはあるのだろうけど。成人した時、放課後の思い出の舞台はコンビニだったりするんだろうか?

肉体労働のおじさん、おにーさんたちも、つれだって缶コーヒーを買って一息入れいている。外回りの営業マンらしき人は、車の中で菓子パンなどかじりつつ、伝票整理したり、携帯で連絡をとったり、シートを倒して仮眠を取っていたりする。

100円玉を握りしめて真剣におやつを品定めする子ども。心が温かくなる。自然に笑みが浮かぶ。そんな子どもの姿はコンビニのオアシスだ。

いろんな人が行き交うコンビニ。人生のひとこま。