気分、というのは、何に左右されるのだろう。特に何があったというわけでもないのに、なんとはなしに人寂しい。

週のはじまり。電話がよくかかってきて、たくさん取り次ぎをした。

Yは娘によくなついて、「おねえたん、好き!」という気持ちをストレートに表すので、いじらくなってくる。娘がそばによれば、片足を上げて娘の手に乗ろうとする、自室に戻ろうとすると「ぴえっ!」と鳴いて引き留める、お風呂から上がった音がすると、ドアの所まで迎えに行く。Yが私とまったり過ごしている時でさえそうなのだから、好きの度合いに差があるんだよな。割に合わないなあとは思うけれど、寂しいとは思わない。むしろうれしいくらい。娘は鳥たちの扱いが上手い。思い返せば、セキセイ以外の鳥たちは皆娘が差し餌から一人餌に育て上げたのだ*1。よく鳥の様子を見ているし、鳥の気持ちや行動にも敏感だ。元気がない時一番に気づくのも娘だったりする。こういうことは、教えて学ぶことでもなく、鳥たちとの生活で自然に身に付いたのだろう。鳥たちも自分のことを理解してくれるヒトがわかるのかもしれない。

*1:既に4人の子どもを育て上げた高校生って、なかなかの経験者だ