tsun2004-10-20

朝から雨降り。台風の接近を感じつつ出勤。会議準備や科研の仕事で後回しになった仕事の片づけなどして過ごす。風はまだまだだけど、雨足は強い。来い!と願っていたメールがお昼前についに配信になった。人事掛からの早目の帰宅を促すメールである。やったー!今日こそ早く帰ろう!と宣言するも、ボスは大好きな実験に立ち会っていてうきうき、こちらの身の安全にまで気が回りそうもない気配。なので、昼食で部屋に戻ってきた時に、お伺いをたてに行く。ちょうどテレビが付いていて、その中心がこちらに向かっている図が映し出されているのが後押ししてくれる。なんせ前回は教室の宴会、前々回は大事な会議で台風のまっただなかを仕事したり、暴風雨にさらされてよれよれになりながら帰宅したのである。今回こそはいよいよ台風が来るぞという段階で帰宅したいではありませんか。

念願かなって、ボスのOKが出た。それでも仕事の区切りがつくまでと仕事。ところが関係先に問い合わせの電話を入れるも、ことごとく台風で帰宅しましたとの返事。これでは仕事も進まないし、風も強くなってきたので、そろそろ切り上げましょうとなったのが2時半。

帰宅途中も次第に風雨が強くなっていき5時頃には最高潮に達したようだ。ローカルニュースを見ていると梅田の百貨店は3時で閉店になったそうだ。7時すぎると雨は止んで今度は強い風。家中の窓、扉ががたがたと音を立て、建物全体が揺れているよう。Yは大きな音がするたびに、びくりと身を固くしていた。