2005年3月15日(火)←実際に旅行した日にちです。

  • 出発まで

午前中にゆっくり家事と荷物づくりをして、11時頃ようちゃんを連れてペットショップへ。終業式を終えた娘を駅でピックアップして帰宅。お昼を食べて2時頃家を出発しました。いよいよ上海旅行の始まりです。初めての親子ふたり旅、不安もありましたが、それ以上にわくわくした気持ちでいっぱいでした。

伊丹空港からリムジンで関空へ。関西国際空港は空いていました。夏休みに利用した時はいつも家族連れで混雑していたので、なんだか寂しい感じです。ツアーデスクもJALのカウンターもがらがら。航空券を受け取って出国手続きを済ませると何もすることがなくなってしまいました。免税店をちらと覗いて搭乗口へ。

上海行きの搭乗口は団体旅行のお年寄りが多かったです。パック酒をちゅうと吸ったり、するめを囓ったり。JL629便は7時頃、ほぼ時間通りに離陸。7割程度の乗客。機内食の後、時計を現地に合わせて、入国カードも書いてしまいました。

  • 上海に到着

飛行時間2時間30分、ほぼ定刻通りに上海浦東空港に着陸。現地時間の8時半。入国手続きはスムーズにすすみ、現地係員にも会えて車で市内に向かいます。空港を9時頃出発。



市内に向かう高速道路を小1時間走ると、ビルの明かりやネオンが見えてきました。あれが上海市街か〜、と感慨にふけるのもつかの間、すぐに、ビル、ビル、ビル、車、車、車、まるで夜の首都高、新宿あたりを走っているような雰囲気です。いえ、新宿よりももっとすごい。上海は大都会と常々聞いていて、そういう認識をしていたつもりけれど、ほんとうにすごかったです。東京以上です。あまりのビッグさに初っぱなから度肝を抜かれてしまいました。

ホテル*1にチェックイン。すぐにフロントで5万円*2両替しました*3。1元=2.8円。5万円が3,904元に変身しました。

部屋に入ると、窓から上海タワーが見えます。歓声をあげるふたり。部屋を一通りチェックしてしまうと、出かけてみたくなりました。元気があったら和平飯店まで歩いてみようと相談してあったのです。和平飯店は租界時代の名建築で、上海を代表するクラシックホテルです。古めかしい回転ドアをくぐると、フロアの奥からジャズが聞こえてきます。



ここが噂の(?)オールドジャズバーです。二人と告げるとすぐにテーブルに案内されました。その時日本語で「50元、一人あたり」と言われたので、びっくりするやら笑うやら。客は欧米人が多くて、あとは日本人がちらほら。そう上手くもないジャズを聴きながらコーラ(35元)を飲み、とうとう上海に来ちゃったね〜と言いながらもなんだか夢の中にいるようなふたりでした。


*1:ソフィテル・ハイランド上海

*2:現地払いのオプショナルツアーの料金(約2万円)+滞在費(3万円の予定)=5万円。

*3:人民元は基本的に中国国内でしか両替できません。