朝の通勤時。
交差点を左折していると、前の車が横断歩道を渡ろうとしてる自転車をひきそうになった。

帰りの通勤時。
路地から出てきた車が、本道を走ってきた単車とぶつかりそうになった。

今日遭遇した事故一歩手前の当事者は4人とも男性のお年寄りだった。この4人の動きを見ていて思ったのは、年を取ると自分の行動を急には止められない、ということだ。

自転車のお年寄りは車が来ているのに気づいている。左折の車も自転車に気づいて減速している。それなのに、どちらもブレーキをかけないのだ。ぶつかる寸前になってようやく車は止まり、自転車の男性は地面に片足をついてようやく身体を支えていた。

路地から出てきた車もそう。左右を見ながらそろりと路地から出てきてたから、バイクの存在に気づいていたはずだ。バイクも路地から車の鼻先がのぞいているのだから、車が出てきそうなことに気づいていたはずだ。それなのに、ぶつかりそうになるまでお互いブレーキをかけない。

私も何歳くらいまで周りに不安感を与えないで運転できるんだろうかと、ふと思った。