tsun2005-04-02

娘が広島から戻ってくるので、夫と一緒に新大阪駅に迎えに行く。新幹線の到着まで30分ほど時間があったので、在来線の改札を入ったところにある立ち食いうどんのお店に行く。一人では勇気がなくて入れないので、夫がいる時こそチャンスとせがんでつき合ってもらったのだ。夫は、そんなもんでうれしいの?というような表情をしている。「浪速そば」とのれんには書いてあるけど、うどんを注文するヒトのほうが多い。夫は浪速スペシャル(肉、揚げ玉、玉子入り)、私はきつねうどんを。胸の高さまであるテーブルで立ったままはふはふ食べる。この雰囲気がいいんだよね。お出汁も甘揚げもふっくらと煮てあって美味。食べたかったものを食べたので、満ち足りた気持ちで新幹線の改札口へ向かう。ここもいつからかきれいに改装され、三種類(札幌、尾道、博多)のラーメン屋さんやお土産やさんにまじって、ジューススタンドができている。デザートがわりにここでミックスジュース、150円也を飲んた。なんてリッチなお昼なんでしょう。ふらふらと土産物屋を覗いていたら、ずいぶん以前に羽田空港で見かけて買おうとしたら目の前で最後の1個が売れてしまったという、いわくつきの「焼き鯖寿司」を見つけた。夕食に皆でつまみましょうと1人前購入。

娘はニコニコと新幹線から降りてきて、ここを発ったのはたった6日前のことでしかないのに、「あー大阪だー、なつかしー」などと言っている。広島にいる間は、洋服を買ってもらったり、それなりにドライブなどして、のんびり過ごしたようだ。

夕食は家族の皆の好物、鶏肉のトマトソース煮を。調理している最中から娘は「あ〜いい匂いがする〜」と楽しみにしている様子。2週間ぶりに3人で囲む食卓。娘は何気なく「やっぱり家がいいなあ」と言う。どちらの実家に出かけても大歓迎され、欲しい物はないか、何でも買ってやるぞと言わんばかりの待遇であるにもかかわらず、家に戻れば「ここがいい」と言う。いつまでそんな風に言ってくれるのやら。