前回穴掘りしたところに、今日は金属を詰めるだけだから…、と安心していたら、とんでもなかった。仮に詰めていた物を取り除く時から神経にふれて、しみるしみる。で、できあがってきた金属の詰め物のサイズを調整する間に何度も神経を刺激したもんだから、さあじゃあ最後これで付けますよ、と言われて、接着剤とともにぎゅーーーっと力一杯金属片を圧着されたときには、これは拷問かと思えるような痛さが体を突き抜けたのであった。ごめんね〜、こればっかりは麻酔使えないのよと、先生が悪いわけでもないのに謝ってくれて、かみ合わせはまだなじまないけれど、一生懸命治療してくださってありがとうございました。でもやっぱり痛いのは我慢できないので、薬局で処方してもらったロキソニンをすぐに飲む。薬を飲み下すために買ったぬるいジュースさえも新しい金属は敏感に温度差を伝えて神経を刺激する。いってーーーっと我慢できずに声に出しながら、とほほな気分で帰宅。でも考えてみれば歯に埋め込まれたこの小さな金属とずっと生活をともにするんだよね。そうかんがえたら、こいつともうまくやっていかなくちゃなと思った。