tsun2004-10-28

今朝のYには手を焼いた。朝ご飯はまき散らすだけ、ケージには帰りたがらない、手に乗せようとすると指を咬む、肩に乗ったら降りようとしない…、ほとほと困り果ててしまう。こちらは出勤時間を気にする身なので、追いつめられて余裕を失ってしまったのだ。つい大きな声で「こらっ!」と怒ってみたけれど、逆にYを興奮させただけ、こっちは消耗しただけの、まったくの骨折り損の草臥れ儲けだった。元来賢い子なのだから、こっちが上手に対処してやれば、もっとうまく扱えたような気がする。飼い主としての未熟さをひしひしと感じた。

仕事はようやく峠を越して、普段通りとまではいかなくとも、自分のペースで仕事できるとこまでになった。優先させるべき仕事に追われて持ち越しにならざるを得なかった仕事にも手が付けられるようになったので、一安心。ようやっと日常が戻ってきたなあと、心安らかに淡々と仕事。

きちんと仕事をするヒトは、こちらがきちんとした姿勢で接すると、きちんと対応してくれる、ということがわかった。おかげで、コワイなあ、あのヒトと話をするのはイヤだなあと思っていたヒト数名に対する認識が一変した。ただし、そういうヒトは自分に厳しい分、周りにも厳しいので、ずっと一緒に仕事をするのは息が詰まるだろうな。自分も年下のメンバーと仕事をするようになって、そのことにえらく気を遣うようになった。周りヒトたちにのびのびと仕事をしてもらいたいと思うし、なおかつ、気を引き締めてきちんとした仕事をしてほしいと思う。厳しくすれば萎縮させてしまうし、甘くすれば限りなくだあだあになってしまう。その兼ね合いが難しい。

Yに嫌われただろうか、今夜も手こずらされるのかなあと、不安になりながら帰宅。豈図らんや、とても素直でいい子なので拍子抜け。夕食のあと、肩にちんまりとまっておとなしく羽繕いしたり、ちらしを囓って大人しく一人遊びしたり。鳥も機嫌のいい時と悪い時があるんだね、人間だって愛想よくできる時とできない時があるものねと、娘と話す。とりあえず今朝怒ったことは忘れてるらしい…と安堵する。そうは言っても、無駄鳴きは相変わらずひどいので、まだまだしつけに関しては課題山積み。Yとの生活が始まって5ヶ月、まだまだ暗中模索の日々だけれど、

  • 彼(女)を思い通りにはできないと認識せよ
  • 心を鬼にして、彼(女)と適度な距離を取るべし

と自分に言い聞かせている。

夕食は娘とふたりで。でも今夜も夫が帰ってくるので、家の中がどことなく華やいでいる。週末はどこ行こう?何食べよ?と、雑誌の京都案内などをちらちらと。こんなに週末の待ち遠しい木曜の夜は久しぶり。

急に冷え込んだのでエアコンで暖房を入れる。ホットカーペットは昨夜から。Yのケージにひよこ電球とりつけたのはおととい。