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彦根にドライブ。以前から行きたいと思っていた竹生島へ。彦根港より観光船で渡る。港で車をとめる時、娘が「海に落ちないでよ」と声をかけたら、夫が、「残念でした、湖でした」と言った。船中で作ってきたサンドイッチを食べる。湖面は鏡のようにおだやか、そこを船が逆V字の畝を作りながら進んでいく。曇り空を映したように湖面は鈍色。30分ほどで島に到着。ここのお寺は西国三十三カ所巡りの１カ所になっているようで、参拝のお客さんでいっぱいだった。急な階段をのぼって、竹生島神社と宝厳寺を見学。瓦投げがあったので、願い事を書いた。娘は「学業成就」、私は「家族が一緒に暮らせますように」。上空をトビやカワウが飛んでいる。コースの終点近くで、船の出る時間にちょうどよくなっていたので、港に戻る。陽が差し始めて暑い。

彦根城はモノトーンの配色がきりりとしてて、とても立派だった。天井の梁などは組み方が複雑で面白かった。急な階段を汗かきかき登って天守閣へ。彦根港が見える。竹生島へ向かう船が起こす波めがけて、ジェットスキーの軍団がハエのように群がるのが見えた。

キャッスルロードで昼食。ここぞ、と思ったお店は品切れだったり、ランチの時間が終わって準備中だったり。鮎を上にのせた釜飯が美味しそうだったのに。2時すぎにもう準備中にしてしまうなんて、観光地としてどうよ！？といちゃんもんを付けながら歩く。で、結局営業していたトンカツ屋さんに入ったら、かりっとあがった美味しいトンカツだったので、あっけなく満腹で満足。

さざなみロードを通る予定でいたけど、娘がミニテストを控えているので、すぐに名神に乗って帰宅。

船に乗ったせいか、長い時間車に乗ったせいか、いつまでも身体がゆらゆら揺れている感じがした。