6時起床。Yをベランダに連れていって洗濯物を干す。陽差しが気持ちよい。そうじの途中でごそごそしていたら、夫が散歩から戻ってきた。シャワーを浴びている間にあわてて掃除機をかけ、コーヒーの準備をする。

近所の中学校では某小学校の運動会をやっている。校舎建て替えのため中学校のグラウンドを借りているらしい。『世界に一つだけの花』のメロディがラジオ体操風に編曲されたのが聞こえてきた。この曲で体操しているんだろうか? なんかへんな感じ。

講習を終えた娘よりTEL。駅で待ち合わせてラーメンを食べに行く。外でラーメンを食べるのは夫がむこうへ赴任して以来だから、3ヶ月弱ぶりということになる。久々に食べたラーメンはとても美味しかった。でもそこの店員さん、注文を間違えたのにすみませんの一言もなかったので、ちょっとあれ!?と思った。

夫の今日の服装は、白のボタンダウンのシャツに黒い張りのある生地のズボン。小洒落たレストランのオーナーみたいと笑いあった。ギャルソンエプロンなんかつけたら似合いそう。

夕食は近所の廻るお寿司やさんへ行く。昼に続き夜も外食で気が引けたけど、久しぶりだし、お寿司も食べたかったので、甘えることにした。ここは全品ひと皿105円だけど、今夜はめいっぱい贅沢に1貫105円のをたくさん食べた。それなのに、3人で5,300円にしかならなかった。いつも4,000程度で、5,000円を超すことを目標にしていたので、一応は達成したのだけど。筋子、焼き本たらこ、鮪腹身たたき、大海老、サンマ、しめ鯖、中トロ、鮪山かけ、おいなりさん、茶碗蒸し、サラダ、など。いつも混んでるお店だけど、今日も繁盛していた。お皿はたくさんまわっていたけど、ケーキや果物、プリンなどが多かったので、夫は、「ここは寿司屋じゃないのか!」と嘆いていた。そのかわり、周りの人たちはどんどんインターホンで注文を出していた。お皿を回すより、オーダーに応える方が無駄がなくていいと思った。以前遅い時間に行った時、ケーキばっかり流れてて、隣の席のおじさんが「ここはシャトレーゼか!?」とわめいていたっけ。
それにしても、こんなに廻る寿司が楽しいとは! 好きな物を好きなだけ食べてとても幸せ。

帰る道すがら、夫が「来月で大阪での生活が丸7年になるなあ」と言った。そして娘に「前の千葉県には11年住んでたんだよ」と言うと、娘が、「私は9年だよ」と答えたのがとても面白かった。私たちにとっては11年なんだけど、最初の2年は娘はこの世に存在しなかったので、娘にとっては9年間なのだった。